日記中のブレイド(オンドゥル)解説の抜粋です。
抜粋なので、文章の始まり方や終わり方が変だったりします。
「デカレンジャー」や「ネクサス」の話は日記のログを見てください。

僕はこの番組が大好きです。  最後の総括 →

 1〜12話  13〜24話  25〜36話  37話〜  劇場版  超バトルビデオ



老衰(第1話)



 その感動も覚めやらぬまま新番組「仮面ライダー剣」第一話に突入。


 「紫紺の戦士」

 オペレーターズルームから飛び込む女性オペレーターの指示!それに従って現場に急行する青いライダー! 敵(アンデット)を発見!攻撃開始!!あっさり返り討ち!!…って、弱っ!!

 こういう第一話を三年前くらいに見た気がするのは気のせいか。

 俺の中で成り立つブレイド=G3の方程式。

 でも、今回のラスト、破壊された基地に駆けつけて「お前がやったのか!」言って変身は ベタながらもカッコよかった。

 今年も楽しめそうな予感。



 それにしても、ブレイドに出てくる若い男の俳優さんが見てて全く区別できなかったのは、 ルックスが被っているからなのか、キャラが立ってないからなのか、はたまた俺が歳なだけか。

 一番目だと信じたい…。
カードバトル(第2話)



 次。剣。


 「謎のライダー」

 「青さ」と「弱さ」と「女性オペレーター」でG3とダブって見えたブレイドさん。 彼の中の人(剣崎さん)の何と言うかとても胡散臭い正義漢っぷりがG3の中の人 (氷川君)とダブって見えました。

 この作品、ある意味で彼のリベンジかもしれません。

 後、ギルスみたいな格好をした黒いライダーがアンデットと会話していた謎の言語で会話していた辺りは、 きっと誰もが突っ込むだろう。「おめーはグロンギ族か」と。

 ちなみに、俺の中のギルス像は「かかとおとしと触手だけが武器」で、 「相当不幸な星の下に生まれているけどめげないいいヤツ」なので、彼が似ているのは外見だけだと思います。

 つーか、コイツまで似てたらまんま「アギト」やないか。

 4人目のライダーが実は所長で、「ライダーは俺一人でいい…」とか言い出さなくては いけなくなるやないか。

 それにしても、開始二話目にして己の存在意義に疑問を持ってヒロインに諭される仮面ライダーって、 ある意味で新鮮かも。

 シリアスな話にしようと頑張る懸命さがどうしようもなく笑いを誘う。それが仮面ライダーの新機軸。

 物語に慣れるまでの序盤戦は例年こんな評価かなぁ。それにしても、と、思う気もするが…?
ナデカャール!(第3話)



 「彼らの秘密…」

 次。ブレイド。ダディャーナサン(橘さん@仮面ライダーギャレン)までもがオンドゥル語を。

 俺としては自分が自主制作映画なんてやってたせいで少々演技が下手なのは全く気にならないワケで、 例のオンドゥルルラギッタンディスカー!!も言われるまで 気にも留めなかったんですが、今回のダディャーナサンのセリフは大真面目に聞き取れなかったです。


 「アンナアルンケンナデカャール!!」


 いや、何語?(オンドゥル語です

 2chで調べたところによると「あんな悪人何でかばう!」らしい。

 世の中にはヒアリングの上手い人がいるもんだ。

 今回明らかになった物語のキーポイントとして「ライダーズギアを装着すると体がボロボロになる」 っていうのがありましたが、最初にボロボロになるのは舌じゃないかと。

 演技下手は別にいいけど、セリフが聞き取れないってのは物語の理解に深刻な影響を及ぼす って意味では致命傷では?


 後、もう一個突っ込み所。人類基盤史研究所(通称ボード。人類キバヤシ研究所とも言う) 及び、そこの烏丸所長の秘密を探るため、何処かにアクセスを試みる元オペレーターの栞。

 …が、しかし、どうやらアクセスするにはパスワードが必要らしい。解読しようと頑張る栞。 真剣な眼差しで入力したパスワードは、


 password: karasuma


 いや、いくらなんでもそれは無いだろう。当然のごとく弾かれるパスワード。そこに白井(剣崎&栞の同居人)が 現れて助け舟を出す!


 「下のパソコンにボード関連の用語を集めてるから使ってみたら?」


 だからそんな安易に連想できるパスワードなのかよ!と、ツッコミを入れるところ。 しかしながら、これが正解。パスワードは"Double Joker"。

 ドイツもコイツもセキュリティ意識低すぎ。

 ひょっとして、データを盗んでくれといっているのか…?

 いや、そもそも"Double Joker"ってボード関連用語なのか?

 謎は(無駄に)深まるばかり。

 でも、笑えるからまあいいか。


 しっかり肩の力を抜きつつ、次回も温く期待。
知りすぎる罠(第4話)



 さてさて。今日は仮面ライダーブレイドの話をしようかと思いまして、 今さっき復習として一度見直してみたのでありますが、そこで一つ分かったことがありまして。

 突っ込み所が多すぎると。

 これじゃあ端から端までレビューしなければいけないじゃないか…。

 まあ、適当に抜粋して。


 「永遠の命の謎」

 まず、開始早々。いきなり口論。「戦いたくないだけなんでしょ?怖気づいたのよ!」とか 何とか、剣崎君の何がそんなに気に食わないんだか、突然キレて家を飛び出す栞さん。

 部屋は白井コタローちゃんと剣崎君の二人きりに。そこで剣崎君が一言。


 「俺の気持ちをどう思う?」


 冒頭からあまりのハイテンションさに付いて行けず、ノックアウト寸前の俺がいた。

 「俺の気持ちをどう思う?」って、もっといいセリフあるだろうよ。 「俺の気持ちも分かってくれよ」とかさ。もっと分かりやすいセリフが。

 オンドゥル星人は本気で日本語が下手なのか。それとも別な意味に誤解させたいのか。


 次。その続き。部屋でマッタリな二人組みのところに電話が。電話に出るコタローちゃん。 電話は、彼の姪の天音ちゃんから。曰く、


 「ええっ!写真盾が溶けたぁ?」
   背景でびっくりする剣崎君。
   (効果音)ちゃららら〜♪



 いや、この番組は火曜サスペンスじゃないから。

 しかも、溶けた写真盾を見た剣崎の感想が、


 「確かに溶けてる。だとしたら、凄い熱を受けたことになる」


 当たり前だ。

 今までのライダーがトリッキーでちょっとカッコ良さげなシナリオの持って行き方を していただけに、直球な演出がやけに笑える。


 次。街をさすらっていた栞さん。急に電波を受信して研究所の跡地に向かう。 そこにはダディャーナサンと、行方不明だった烏丸所長が。

 見ると、烏丸所長の体からは何本かケーブルが延びている。駆け寄る栞。 それを制するダディャーナサン。


 「生命維持装置で命を取り留めているんからむやみに触るな」


 いや、ダディャーナサン。どう見てもオシロスコープしか繋がってないんですが。

 生命維持装置なのに、こんな不衛生そうな場所(廃墟)に設置してある上に酸素吸入器も無しか? さすが、オンドゥル星の最新型の生命維持装置は違うな。

 私、前回「ライダーズシステムで最初にボロボロになるのは舌だ」言いましたけど、 この度、訂正させていただきます。脳ですね。言語中枢を中心にってことで。

 つーか、栞もあっさり納得するな。

 その後しばらく、ダディャーナサンと栞の会話。「アンデットの封印をといたのは、 病気の母に永遠の命を渡そうとした父では?」と、思い当たる栞。展開早。

 そして、栞に廃墟の鍵を渡して、知り合いの女医さんのところへ仮眠をとりにいく ダディャーナサン。

 女医さんはジグソーパズルを組み立て中。完成しそうなパズル。が、後一個というところで ピースが足りない。そこへ現れるダディャーナサン。


 「そのピースは俺が飲み込んだ」


 喰うな。

 「完成されたら終わっちまいそうな気がして」とか何とか、理解不能な理由を述べる 変質者ダディャーナサン。

 やっぱりこの人は…。

 そして、夜。コタローハウスに帰ってくる栞。言葉少なく、自室に篭って悲劇のヒロインを 演じてみるテスト。

 同じく、夜。満天の星空の下、コタローちゃんに愛の告白をする剣崎。


 「俺、不器用だから、今までうまく友達作れなくて…。(略)お前が始めてだ!サンキュー!」


 そして朝。アンデット出現。出動する剣崎。栞が呼び止める。


 「あなたが戦うことなんてないのよ!」


 それを聞いて「心配してくれる友達二人目だ」とか喜ぶ剣崎。ここは個人的には 今回唯一いいなと思ったシーンなんですが、それでも一言突っ込ませていただくと、 栞さん。20分前と主張が逆ですよ。


 そんなこんなでアンデットを倒しに行った我らがブレイドは、鉢合わせた 仮面ライダーカリス(黒ギルス)と戦闘になりました。と。

 時を同じくして廃墟の烏丸署長のところに向かった栞&コタローが 見たものは白く燃え上がる烏丸所長でした。と。

 何で燃えてるのさ。



 以上。今週はよく笑った。
運命の切り札(第5話)



 次。デカレンジャーと比べるとスタッフもキャストも不安でたまらないブレイド。

 そんなブレイドも俺は大好きです。


 「過去への挑戦」

 …と、いうわけで今週のブレイド。まず、前回のラストで真っ白に燃え尽きた烏丸所長。 現場に駆けつけたダディャーナサン曰く「立体映像とマグネシウムの燃焼を使ったトリック」で あったことが判明。

 そっかー。だから白く燃えてたのかー。…って、そんなわけあるか!

 この場合、文句を言う先は映像化不可能な脚本を書いた脚本家か、それとも脚本を 映像化できなかった現場スタッフか。

 ま、このあたりブレイドらしくてとても良いと思いました。


 次。コタローハウス。「死んだ人間の声が聞こえる」という、インターネットで評判の洞窟に 行きたがる、父を早くになくした小学生、天音ちゃん。連れて行ってやることにする剣崎&コタローペア。

 車に乗ろうとしたその時、天音のところに居候している始(@仮面ライダーカリス)が、 天音を連れて帰ろうとする。「俺が送って帰るから大丈夫だ」と、言うコタロー。 「良かったら君も来るか?」と、誘う剣崎。「人とつるむのは嫌いだ」と、断る始。


 「ああ、そう!悪かったね!俺たちはつるんでばっかりで!!」


 不機嫌そうにそそくさと車に乗る、二人も友達が居る剣崎。


 「言わせてやれ。生まれて始めて使う言葉だ」byシンタロー@パプワくん


 そして、一行は件の洞窟に到着。お約束のように現れるアンデット。 アンデットから毒を食らう天音。剣崎はブレイドに変身するも倒し損ねる。 毒のせいで41.7度の高熱を発し、病院へ運ばれる天音。そこへ再び現れた始は 「アンデットから受けた毒はアンデットから取れる抗体を使わないと直らない」 と、知った風なことを言って、アンデットを倒しに行く。追いかける剣崎。

 海岸。ダディャーナサン@ギャレンとアンデットが交戦中。割って入る始@カリス。剣崎@ブレイドに 「抗体を取り出すからギャレンに邪魔をさせるな」と、指示。 それで「始がカリスである」ということに、剣崎が気付く。展開早。

 一方「俺様のボロボロのボディをパーフェクトにするにはアンデットを自分のカードに封印するしかない」 と、いう俺様流の健康法に目覚めているダディャーナサンは、アンデットを倒したくて大暴れ。 ブレイドに変身して止める剣崎。


 「違うんだ!橘さん!どうして分かってくれないんだ!!」


 いや、お前はまだダディャーナサンに状況を一言も説明してないから。

 んで、ここで今回は終了。天音ちゃんの快復は次回に持ち越しです。 ふと思ったのですが、ひょっとして「死んだ人の声が聞こえる洞窟」というのは、 「自分が死にかけることによって三途の川で故人とお話できる洞窟」って オチじゃないかと推測。

 本当にこんなオチならあんまりですが。

 ちなみに、次回予告を見る限り、次回は「剣崎が仮面ライダーの被験者のサンプルとして 謎の組織に捕獲される話」らしいです。展開早。


 ところで「仮面ライダーブレイド」は今週でまだ5話目なワケでして、 このあまりの超スピードの展開から察するに「12話で打ち切られることを既に見越した展開」で あると大胆予想してみた。

 スタッフの「切り札」が「いつ打ち切られても対応できるような準備」な番組って、 もし本当にあったらさぞかし面白いでしょうね。「俺達は所詮かませ犬よ」な雰囲気が出てそうで。


 かませ犬でないことを祈りつつ、ブレイドも来週も期待。笑いたいヤツは見るべし。
飛び込んでく嵐の中(第6話)



 俺がブレイドの歌の歌詞から日記のタイトルを取るときは深い意味を勘ぐる方が居るらしいですが8割方はただの突発的思いつきなので基本的に勘ぐらなくても結構ですジョーですこんばんわ。

 予告通りで、ブレイドでございます。


 「カリスの正体」

 まずは先週の続きで、海岸で取っ組み合いをしているカリス&アンデッドと、ブレイド&ギャレン。必死に抗体を探すカリス。先週は気にも留めなかったがよくよく考えると、抗体って、肉眼で探すものか?いや、そもそも特定の場所にしか存在しないものか?

 このアンデッドの体にはきっと「こうたいぶくろ」とかあるに違いない。ウルトラ怪獣よろしく。そんでもってきっと、子ども向けの「あんでっどずかん」とかに、「センチピードアンデッド(せんちぴーどあんでっど)のからだには、こうたいをいれておくふくろがあるぞ!」とか、書いてあるに違いない。きっとそうに違いない。


 さて。とにかく「やめるんだ!」しか言わないあたり、とても説得する気があるとは思えない主人公剣崎=ブレイドと、まだ放送開始直後にもかかわらず既に瀕死で、それでも不意打ちの腕前だけには天性の冴えを見せるダディャーナザン=ギャレンの二人のオンドゥル星人が醜い争いを繰り広げている中、しっかり抗体をゲットして、ちゃっかりアンデッドを自分のカードに封印して、揚々と引き上げていく始=カリス。

 獲物を逃して意気消沈なバーサーカーダディャーナザンがさすがに哀れに思えたのか、全てが終わった後になってようやく「実はあのアンデッドの抗体が欲しかったんっすよ!(意訳)」とか何とか語りかける剣崎。それに対してダディャーナザンは、


 「言い訳は聞きたくない…」


 久しぶりにまともなコト言った。冷静な大人の解釈だ。

 そんでもって、全くもって骨折り損だったダディャーナザンは、オーディンのファイナルベントを食らったナイトの如くフラフラしながらマイバイクに乗って家路に。帰り道に事故って死なないか心配です。マジで。


 そして、病院。抗体が届いたため、快方に向かう天音ちゃん。嬉しそうな笑顔を浮かべて、外に出る始。それを追いかける剣崎。「カリスはお前だったんだろう?」と、問い詰める。しかし、シラを切って、取り合わない始。それにイラついた剣崎は、切り札を放つ!!


 「お前は仮面ライダーだって、天音ちゃんに言うぞ!!」


 お前は小学生かぁッ!!

 こんなヤツに地球の平和を守らせて、本当に良いのだろうか…?

 って言うかやっぱり、ライダーズシステムの弊害は脳に来るのか!?危険だ。危険すぎる…。

 何だか見ているこっちの方が本気で心配になってくる剣崎君。しかし、始さんもやります。


 「そんなことをしてみろ…。クサムヲムッコロス!!」


 ブルータス、お前もかァァッ!!

 何だか全く分からんがとにかく、唐突に勃発するオンドゥル星の神々の争いにノックアウト寸前。

 ああ、始さんだけは普通に上手な方だと思っていたのに…。

 ってワケで、目出度くライダー全滅。

 もう、信じられるのはコタローちゃんだけですよ…。頑張ってね。コタロー。後、女医さん。


 …さて。場面変わって、コタローハウス。帰ってくるコタロー&剣崎。机に置き手紙発見。栞さんから。


 「私の父のせいでアンデッドが復活したのだから、私はその責任を取って旅に出ます(要約)」


 栞さん家出。クソォ…。どいつもこいつも。

 ボードには(せめて人並みに)頭の切れる大人は居ないのかと。

 ここまで来ると「人類基盤史研究所」とやらがどんな研究をしていたのかが本気で気になってくる。

 そして、仕方が無いので栞さんを探しに出る二人。


 次。女医さんの病院。勝手に上がりこんだ上に悪夢にうなされているパズルを食う男=ダディャーナザン。この不審人物が相手でもちゃんと接してやる良い人=女医さんは、家に帰るために車に乗る。するとそこに現れたのは「マグネシウムの燃焼+ホログラム」の天才的トリックでもって味方すらも騙して逃走中だった烏丸所長。


 「ライダーシステムに不備は無い。でも、あんまりビビッてるとストレスが増幅されるから胃に穴が開くぞ!と、橘に伝えてくれ(要約)」


 要するにダディャーナザンは臆病者であることが判明。

 そっか。ライダーシステムって、「戦闘能力を向上させる副作用で精神にも影響を及ぼす」ってのがオフィシャルな解釈なんだね。「精神」ってのは気になるキーワードだね。

 でも、開発者にここまであっさりと「ライダーシステムは関係ありません」なんて言われると、あれほどまでにヘロヘロだったダディャーナザンが哀れに思えてくるのだが…。

 それにしても所長。ダディャーナザンがピンチだって何で知ってるんですか?

 そんなことを思っていたら、突然、謎の軍用車両が現れ、所長を追跡開始。何を思ったか、広い道にダッシュで逃げだす烏丸所長。当然の如く追跡する車両。

 あのー。所長。どうしてわざわざ広い道に逃げるんですか?走って車を振り切れる自信でもあるんですか?ちょっと前まで生命維持装置に繋がってたのに。


 そして、船着場。ボケーっとしている栞さんを発見する剣崎&コタローペア。まだまだいじけ足りない栞さんを諭す剣崎。


 「アンデッドを封印するのが本当の償いだって俺は思う」


 長台詞で、実にいいこと言ってて、序盤戦における剣崎的にも番組的にも最大の見せ場。初めて剣崎が主役らしいことをした瞬間。

 まあ、演技力の方は多少脳内補完してましたが。

 でも、良いシーンです。久しぶりに。

 …しかし、良いシーンは良いシーンで終わらせないところがブレイドの真骨頂。唐突に栞さんの携帯に生ける都市伝説・妖怪マッハ中年=烏丸所長からメールが届きます。

 無事に逃げ切れていたんですね。この方。でも、

 携帯繋がるんならさっさとコンタクトとらんかい!!

 そして、メールの内容もイカします。


 「そこは危ないから逃げろ」


 程なく船着場に現れる、件の謎の武装集団。

 だから何故、所長は剣崎たちがピンチだと(略

 そして、謎の武装集団と剣崎トリオで戦闘開始。ライフル等で思いっきり武装しているにも関わらず、素手で殴りかかってくる意外と良心的な武装集団。そして、変身しなくても意外と強い剣崎が奮闘。そして、コタローちゃんを庇いながらも敵をバッタバッタと敵をなぎ倒す栞さん。彼女の戦闘力は意外すぎる。

 終いにゃ剣崎に「俺はいいからコタローを連れて逃げろ!」言われるんだもんなぁ…。普通、逆だぞ?


 一方、ダディャーナザン。夜の街を徘徊中。すると、突然、手から火の玉を出す変態と遭遇。ギャレンに変身して、応戦。初・変身ポーズ。…が、ポーズ自体はナイトと一緒。やっぱりライダー2号をモチーフにしたんだろうが…。もうちょっと捻った方が良いのでは?

 そして、剣崎の方では栞とコタローは逃げることに成功。が、奮闘むなしく剣崎は捕まり、謎の武装集団の囚われの身に。ギャレンvs変態の方には始=カリスが現れ…と、いうところで今週は終了。

 突っ込み所が多すぎた。と、いうのが率直な感想。

 今週も楽しかった。でも、レビュー書くのが大変過ぎる。
俺の心に恐怖心(第7話)



 さてさて。続きまして、ブレイド。

 もはやオープニングすらもウケ狙いに見える。

 本当にもう。どうしたらいいのか…。

 ところで、今週分の「ブレイドメルマガ」に面白いことが書いてあったので、一部要約。主役剣崎役の方のメッセージです。


 「ブレイドの掛け声は意識してるわけじゃないけど僕はどうも『ウェーイ!』って叫んでるらしくて。おかげで意味も無く現場で『ウェーイ!』って言われてます」


 剣崎くんったら、現場でも人気者。

 …と、言う訳で、今週のブレイドでございます。


 「囚われた2号」

 まずは、オープニング前の次回からの引き。夜の街中での「手から炎の変態vsギャレン」です。前回あれほどまでにヘロヘロだったにしては意外と頑張るダディャーナザン。でも、変態は何だかよく分からないが強いらしく、吹き飛ばされて変身が解除されてしまう。絶体絶命のダディャーナザン。そこに通りかかる清掃車。しがみついて逃げるダディャーナザン。

 ヒーローvs怪人の超人バトルの間に清掃車が割って入るというシチュエーションがそもそも極めて画期的ですが、清掃車にしがみついて逃げるヒーローなんて、前代未聞です。

 オープニング曲の比較的カッコいいイントロが必死の形相で清掃車にしがみつくダディャーナザンに被さる辺り、正にブレイドな演出だと思いました。

 場面変わって、どこかの研究所。捕まった剣崎がCTスキャンを受けている。モニターに映し出される脳の断面図。やはりこの組織もライダーシステムが脳に与える影響を知りたいらしい。

 それにしても、たかがCTスキャンで「俺の体をおもちゃのように調べやがって!」と、大騒ぎな剣崎に「やっぱり小学生みたいだなぁ」と思うと共に「こんなに暴れててちゃんと検査できたのか?」とか思った。研究所の人も「少しは静かにしたらどうだ?」とか悠長なこと言ってないで、麻酔をかければ一発だと思いますけど。

 そして、朝。通りかかったのはどこかで見覚えのある清掃車。そこから飛び降りるダディャーナザン。余程疲れていたらしく、道に座り込んでハァハァ。

 この方、朝までずっと清掃車にしがみついてたんでしょうか?

 流石は我らがダディャーナザン。凄すぎます。色んな意味で。

 このあと心細くなったのか栞さんに「烏丸の居場所を知らないか?」とか電話をするのですが、このときのダディャーナザンはいい表情してます。まるで怯えた子犬のような。しかし残念なことに、このシーンで見るべきは演技の上手い下手じゃないのです。多分。

 所変わって、研究所。独房にぶち込まれる主人公=剣崎。謎の組織の親玉クラスのような「焔の変態」はカリス=始に力を貸せと持ちかける。断る始。そこで、焔の変態は切り札を切る。「これを見ても同じことが言えるかな?」ディスプレイに映し出されたのは、天音ちゃんファミリーの経営する喫茶店=始の居候先。それと、明らかに不審人物なスーツ&グラサンでカメラ目線の男。男は、己の不審な荷物に爆弾らしきものをセットした後、荷物を置いて立ち去る。

 こんな教科書的な爆弾テロを思いつくなんて、流石は1万年前のアンデッドですね…。つーか、実行犯の方もあからさまに不審人物の格好の上にカメラ目線で自己アピールしないで下さい。プロ意識を持とうぜ!

 そして、港。栞&コタローのペアのところにダディャーナザンが。「剣崎を助けてくれ」と頼む栞さん。「俺は忙しい」と、断るミスター俺様=ダディャーナザン。「怖いんでしょ」と、最高に痛いところをつく栞さん。「怖くなんか無いやい!(意訳)」と、ムキになって否定するダディャーナザン。そこで、コタローちゃんが何だかいいことを言う。


 「みんな病気の不安とか、老後の不安とか抱えて生きてる。俺だって、怖いものが一杯ある。まんじゅう怖い(要約)」


 こんな要約をするとどこが良いセリフなんだかさっぱりですが。「生命保険のCM」+「落語」÷2って感じ?案の定、ダディャーナザンに「ヒドォオチョグテルトヴットバスゾ!」(参考:ここの色。様のflash->オンドゥル語7)言われるし…。

 そして最後にやっぱり「俺は忙しいんだ」と、言って立ち去るダディャーナザン。しかし、バイクに乗っている最中にコタローの言葉が頭をよぎる。思い直して、再び二人のところに帰ってくるダディャーナザン。


 「やっぱり手伝ってやるが、別にお前の言葉に心を動かされたわけじゃないぞ」


 その後、ダディャーナザンは栞にはアンデッドの探索を、コタローにはアンデッドが見つかるように神に祈ることを指示。

 そして、研究所。アンデッドとの戦闘データを取られる剣崎。ブレイドに変身して応戦。焔の変態曰く「どうせ君はここから逃げられないんだ」。計測されるデータ。オペレーターの声が飛ぶ。


 「テロメア配列、修復を始めました!!」


 何ですとぉ!?

 いや、VSアンデッド用の武装であるからして、副作用としてテロメアが伸びるくらいなら別に驚きはしないのですが、それよりも驚くべきは、コイツらがリアルタイムに染色体レベルで何かを観察しているという事実。

 実現不可能度では、件の「立体映像+マグネシウムの燃焼」トリックといい勝負かと。ええい。バイオテクノロジーを舐めるな!!

 そして戦闘中「カテゴリーエース」との融合係数が徐々に上昇していく剣崎。彼は怒りのパワーで強くなれるらしいことが判明。居てもたっても居られなくなった始=カリスも「ここか。祭りの場所は…」と、ばかりに参戦。戦闘はバトルロイヤルに。

 一方、コタローハウス。アンデッドの所在地はパラボラアンテナで補足していたという事実が発覚。アンデッドは電波でも放っているらしい。

 再び研究所。1万年前のバトルロイヤルの名称が「バトルファイト」であったことが判明。これは白鳥スワン並みの衝撃。

 突如、研究所の壁を粉砕しながら駆けつけるギャレン。ブレイドを助けるついでに「バトルファイト」に参戦。って、いや、壊せるくらい脆い壁なんなら最初から壊して逃げろよ。剣崎。

 そして、物語はやっぱり弱かったミスターヘタレ=ギャレンがぶっとばされて変身が解けたところにアンデッドが迫り、怯えるダディャーナザンの「うわ〜!!」のアップで終了。

 今週の主役はダディャーナザンでしたね。間違い無く。

 締めとして、2chのスレに乗ってた俳句を転載させてもらいますと、


恐怖心
俺のこころに
恐怖心

橘朔也


 やっぱりブレイドも最高。ただ、この面白さは絶対に自分の映画では真似はしたくない。
ナニカに繋がれたeveryday(第8話)



 そして、仮面ライダーオンドゥル。

 何だか、比較的まともになってきた気がする。でも、まともになっちゃうと面白くないんですけどね。

 何て因果な番組だ…。


 さてさて。それでは今週もブレイドメルマガからネタを紹介。

 今週はカリス=始さん役の役者さんからのメッセージです。


 アフレコ中って笑ってしまうんですよね。(剣崎役の)椿くん、ライダーキックを「ウェイ〜ッ!!」って言うんですよ!ついつい「どんな道やねん!」ってツッコミ入れてました。でも僕は椿くんのアフレコは大好きです。


 やっぱり剣崎君って現場でも(略


 「甦った者たち」

 で、今週のブレイド。先週のラストは変身解除されたダディャーナザンにアンデッドの魔の手が忍び寄って「うわー」でしたね。ダディャーナザン、大ピンチ!って言うか、この人は毎週大ピンチ!この大ピンチを救ったのは生ける都市伝説・妖怪マッハ中年=烏丸所長。

 アンデッドに洗脳されているイカれた武装集団の拠点に、単身、スーツで殴りこみ。素早く基地に潜入して、変電機っぽいものを破壊。

 お前は十傑集か。

 烏丸署長の活躍で、停電に陥る研究所。その混乱の隙に乗じて「キック」「サンダー」のカードをコンボで発動させるブレイド。ついにブレイドの「ライダーキック」であるところの「ライトニングブラスト」が初お目見え!!

 さぁ、みなさん、ご一緒に!


 「スゥゥパァァァァッ!イナズマァッ!!キィィィィィィッック!!!」


 ここで問題なのはつまり、ブレイドの視聴者層でトップをねらえ!のネタが分かるやつが何人いるかということなワケだが。

 しかし、ここで待っていたのは世知辛い現実。ライトニングブラスト。しょぼ。例えるならばクウガの幻の第50話「乙彼」に出てくる桜子さんライダーキックくらいショボイ。

 ファイズのクリムゾンスマッシュがあんなに派手だったんだから、比べられるに決まってるじゃないか。

 ひょっとして、ライダーキックを質素にしなければならないほどに予算が無いのか?

 そいつは一大事。街角でカンパを募らないと。


 …と、いう視聴者の心配を他所に、しっかりと撃破されるアンデッド。どうやら「技はシンプルな方が威力がある」という定説がしっかりと生きているらしい。こんなところだけセオリー通りでもどうかと思うが。

 そして、最大4人が参加した本作最大のバトルロイヤルは、アンデッド=封印。ギャレン=戦闘不能に付き、残るはブレイドとカリスのみ。決着をつけようとする二人。しかし、カリスは唐突に家が恋しくなり逃走。追いかけようとするブレイド。が、しかし、ここぞとばかりに「う、うう〜」とわざとらしく呻き声を上げたダディャーナザンに気をとられ、逃走を許してしまう。

 一方、モニタールーム。電力が復旧する。どうやら「利用価値がある」らしく、焔の変態の前にひっとらえられてしまった十傑集・韋駄天の烏丸=烏丸所長。「もうここには用は無い。データは揃った」とか言って、悪役の伝統のお約束宜しく「基地に爆弾を仕掛けて逃走」を試みる焔の変態。その手には、CDらしき物体。

 「データが揃った」は、まあ、いいとして、それ、いつ焼いた?

 確か、つい5秒前まで施設は完全に停電していたはずなんだが…?

 そして、モニタールームに烏丸の姿を見た剣崎は、所長の奪還に向かう。体育座りでモニタールームに飛び込む剣崎。意外とあっさり所長を奪還。それを見た焔の変態は一言、


 「行くぞ」


 奪い返されたのは無視かよ。

 あ、そうか。「どうせコイツらは爆弾で死ぬんだから俺様が手を下すまでも無いね」って魂胆か〜。頭いいなぁ…って、だったら最初から生け捕りにするなよ。

 一方、天音ちゃんファミリーの喫茶店。駆けつける始。仕掛けられている爆弾を探す。ラスト十秒。すんでのところで爆弾を発見。窓から外に放り出す。爆発の衝撃波で、店の窓ガラスは割れまくり。「何故爆弾が仕掛けられているのを知っていたのか?」と、不審がる二人を他所に、黙々とガラスの掃除をする始。そして、しばらく後、二人組みの警官がやってくる。「この辺で爆発音がしたという情報が入ったのですが、何か知りませんか?」天音ちゃん母は始をかばう。「いえ…。別に。」


 「そうですか。お忙しいところ、失礼致しました!」


 帰っていく警察官。お前ら二人とも、速攻でクビ。

 だからぁ、ガラスがぁ、散らばってるだろぉぉぉっ!?

 不審だとは思わんのか。

 コタローハウス。何故かボロボロなダディャーナザンを運び込んで寝かせる。「俺は臆病者として死んでいくんだ…」と、一人で鬱になるダディャーナザン。「大丈夫ですよ!所長も直るって言ってるじゃないですか!」と、励ます剣崎。「お前に何が分かる!何が分かるんだぁぁッ!!」と、激しく鬱になるダディャーナザン。本当、コイツは…。


 「臆病風に吹かれた俺はもう戦えない。帰る…」


 お家に帰りたがるダディャーナザン。それに所長が一言。


 「お前がそうなってしまったのは、私の責任だ。しかし、私は謝らない。その恐怖心を克服して、必ず戦いに戻ってくれると信じているからだ」


 割といいセリフ。でも、烏丸署長が言っても説得力無い。

 お前、絶対行き当たりバッタリでセリフ考えてるだろ?

 そして、本当に出て行くダディャーナザン。一同の話は「普段は人間に化けているアンデッドもいるらしい」という話に。そこで「始=カリス=アンデッド」ではないかと思い当たり、飛び出す剣崎。展開早。

 ついでに所長も「私なりの心当たりがある」とか言って、出て行く。コタローハウスはコタローちゃんと栞さんの二人きり。そこで、コタローちゃんがポツンと、


 「みんないなくなっちゃったね…。広瀬さんは一緒にいてくれるよね。」


 うなずく栞。…って、フラグ成立?(フラグとか言うな

 いや、まあ、脇役同士がラブラブするのは勝手だが…。

 とか思ってたら、街中のシーン。「お待たせ。ビックリしちゃった。いきなり『デートしよう』だもん」と、現れたのは女医さん。呼び出したのはダディャーナザン。


 「普通の生活をしてみたくなった」


 このヘタレ!

 どうぞどうぞ。もう、どうぞ勝手にみなさん、女に逃げてください。でも、ほどほどにしないと昼メロになっちゃうぞ。

 特に、ダディャーナザン。お前は仮面ライダーであるという自覚を忘れるな。どこかのバラエティーで宮内隊長と同席した時に、殺されるぞ。「これだから近頃のライダーは…」とか言って。

 しかしながら、ダディャーナザンの平穏なデートは続かず、狙い済ましたかのようにすぐ近所にアンデッド出現。ショッピング街を逃げ惑う一般ピーポー。「逃げようよ!」と、女医さんが腕を引っ張るも、足がすくんで動けない(違ダディャーナザン。

 一方、始を探しに出た剣崎。始の方も剣崎を探していたらしく、バッタリ会うなりバトル開始。何か毎週コイツらのバトルで終わってるような。


 そして、今週はこれで終了。今更に気づいたことが一つ。

 それは「一番盛り上がるのが冒頭の必殺技だから一話を通して見たときに面白くないと感じる」ってこと。やっぱり、お話は最後が盛り上がらないとねぇ…。

 これは所謂「一話完結」にしないで引きまくるっていう、アギト以来の手法の悪しき遺産だと思うんですけど、どうなんでしょうね?
俺の体はボロボロだ!(第9話)



 そして、ブレイド。いきなり豆知識ですが、今のところ全話の脚本を書いてらっしゃる今井詔二さんは「はみだし刑事情熱系」とか書かれてる方らしいです。畑違いを連れて来るから台詞回しや構成がアレなのだという意見もチラホラですが、さてさて…。

 まあ、俺も居なくなって改めて井上大先生の偉大さが骨身に染みております。何だかんだで、俺の書く脚本はこの方のホンの影響が絶大ですからね。良くも悪くも。


 「戦う者の運命」

 まあ、それは置いといて、今週のブレイド。

 先週のラスト。「目と目が合ったら戦闘開始」という、火山高スタイルのブレイドvsカリスの続きから。お互いに「トルネード」と「サンダー」のカードを使っての、ライダーブレイク同士の激突。やや萌え。

 でも、やっぱりCGショボイなぁ…。

 で、バイク勝負は引き分けの模様。そこで、ブレイドに入る栞さんからの通信。「街中にアンデッドが現れたから急行して」


 「こっちだって忙しいんだ!アンデッドと戦ってる!」


 まあ、カリスは別に倒さなかったらといって一般市民に害がある相手じゃないけどな…。とか思ってたら、案の定、栞さんから突っ込まれる。「私怨など捨て置け(意訳)」ああ、的確なツッコミをありがとう。

 それにしても、こんな単細胞をライダーに推薦したアホはどこのどいつだ?やっぱり烏丸か?ボードって組織は仕方ないなぁ…。

 一方、女医さんとのデートを邪魔されたダディャーナザンに迫り来るゼブラーマン(シマウマのアンデッド)。「逃げようよ!」と、必死に腕を引っ張る女医さん。でもやっぱり足がすくんで動けないダディャーナザン。仕方ないので変身してバトル開始。その光景をビルの屋上から見守る手から炎を出す変態アンデッド=伊坂さん。その手には、謎のメカ。


 「やはり戦闘が始まると融合係数が下がる。重症だな」


 謎のメカはスカウターだということが判明。あの、そんな簡単に計れるものなんなら、わざわざ剣崎をさらって研究所に連れ込んだのには一体何の意味が?

 見てるこちらの側からすると、あのときの重要情報は融合係数(=戦闘力)の変化くらいだったような気がするのだが…。

 全く、コイツの考えることはよく分からん。解説してください、所長!

 そして、時間稼ぎも出来ているか怪しいギャレンが吹っ飛ばされると、タイミングよくブレイド登場。速攻でアンデッドを追い払うブレイド。

 最近の「ブレイド」という番組が多少はまともになってきたと感じるのは、主役のブレイドがやっと人並みの強さを発揮するようになってきたからじゃないかと思う今日この頃。

 夜が明けて、朝。女医さんに「自分は仮面ライダーだったんだけど、臆病風に吹かれて戦えなくなったんだ」と、実に分かりやすい説明をするダディャーナザン。それに対して女医さんは「私も医者をやめる!そしたら二人で南の島に行って、サトウキビでも作って…」と、問題発言。

 だって、もし仮に女医さんが本当に医者を辞めたら、アイデンティティに関わるじゃん(問題はそこか

 一方。街中。当ても無くぶらついている始の前に現れる、ストリートミュージシャン(以下SM)風の男と、それを追いかけるチンピラ集団。「助けてください!」と、始にすがりつくSM男。「俺には関係ない」と、無視する始。「邪魔しねぇでもらおうか!」と、始の肩に手をかけるチンピラ。そのチンピラを張り倒す始。


 「俺の体に触るな!!」


 明らかに前のヤツの方がベタベタしてましたが。先生?

 ちなみにこの後、始とSM男は「仁!」「アニキ!」と、呼び合うステディな関係に。

 そして、コタロー(=牛乳)ハウス。問い詰められている剣崎。


 牛乳「何で始がアンデットだって教えてくれなかったんだよ!」
 剣崎「ごめん」
 牛乳「姉さん達の側にアンデッドを置いてたんだぞ!」
 剣崎「最初はライダーだって、思ってて」
 牛乳「もういい!君とは話さない!(飛び出す)」
 栞「まずいよ!私達の間に隠し事なんて!」
 剣崎「お前だって、アンデッドの封印を解いたの自分の父親だって黙ってたろ!……ごめん。ああ、俺、何で余計なこと言っちまうんだろう」
 栞「私、アンデッドを封印するのに燃えてるから、気にしないで!」
 剣崎「やっぱり俺、あいつに謝ってくる!(飛び出す)」


 何だかみんな熱血系だなぁ…。

 忙しい連中だ。全く。

 一方、ボードの研究施設跡地に行ってみたダディャーナザン。そこに現れた、実は正体は孔雀のアンデッドだった伊坂と戦闘開始。相変わらず苦戦。


 「これが俺の最後の戦いになるかもしれない…。だが小夜子。俺は後悔はしていない。君と出会えたこと。ギャレンになったこと…。そうだよな。いつか平和な世の中になって…。平和な世の中にすることができたら…。」


 ダディャーナザンの脳裏によぎる走馬灯。

 そして、遅ればせながら、ブレイドが再び助けに現れる。…が、そこには既にダディャーナザンの姿は無い。ダディャーナザンはその頃、伊坂の手によって緑色の液体に沈められるという、「元気になるための治療」を受けているのであった…。


 と、いうところで今週は終了。

 しかしながら今週は、番組が終わった後にもお楽しみが待っておりまして、それは件の「スーパーヒーロータイム!また見てね〜」の枠なのですが、今週の一言の担当は我らがダディャーナザンでありまして、


 「次回も見てくれないと、俺の体はボロボロだぁッ!!」


 笑い死ぬかと。

 我らがダディャーナザンのたっての頼みでありますので、来週も見ます。

 みんなも見ようね!
ヒーローの価値(第10話)



 「おはようウェイ!」元ネタ


 次はまったりムードでリラックスして楽しむ30分間。みなさん、お待ちかね!ブレイドの時間です!


 「操られた戦士」

 それでは今週のブレイド。まずは先週のラストで、伊坂さんの手によって「謎の水草の浮いた緑色の液体」に沈められて「元気になるための治療」を受けた我らが俺の体はボロボロ=橘さんを探しに行くも見付けられなかった剣崎君がコタローハウスに帰ってくるところから始まります。

 「どこに行ったんだよ…」と、心配する一同。「最後の戦いに挑んだんじゃないか」とか、まだこの番組が第10話であることをあまり認識していない牛乳。当然のことながら剣崎や栞から非難を受ける。反論する牛乳。


 「でも、君ならどうするよ!」


 俺なら大人しく養生するね。

 しかし、目先のことに全てが集中する熱血漢が多いこの番組では、そんな理屈は通用しません。「とにかく橘さんを信じて待とう」と、いう結論に。

 そしてオープニング→CM。マクドナルドのCMで「遊び疲れて寝ている隙におもちゃを取られてしまった子ども」のカットから続いてブレイド本編。謎の遺跡に横たわっている橘さん。直前のCMと構図が一緒。

 これはTV局の中の人が意図的にやったのか、それともただの偶然か。どちらにせよ、大いに笑った。これではまるっきり「遊び疲れて(略)子ども」=「橘さん」としか見えない。

 日本全国で流れるCMの内容とタイミングは一緒だと信じたい。これが見れなかったのでは痛すぎる。オンドゥルファンであれば、特に。


 本編。目覚める橘さん。その頭の中に響く伊坂の声。どうやら橘さんは体が直ると共に伊坂の電波が受信できるようになったらしい。「直ったかどうか試してみろ」と、ゼブラーマン(シマウマアンデッド)をけしかける伊坂。橘さんもギャレンに変身して、戦闘開始。その反応を感知したコタローハウスからは、剣崎が応援に出発。

 ギャレンとゼブラーマンの戦闘。「読める!相手の動きが読めるぞ!」恐怖心を克服したついでにニュータイプに覚醒した橘さん。いや、この場合は強化人間と言った方がいい気もするが。まあ、とにかく、実に第1話以来の強い橘さんの活躍で、ゼブラーマンを撤退に追い込む。駆けつけた剣崎と共に、コタローハウスに帰還。

 コタローハウス。ゼブラーマンの攻略法を習得する橘さん。「俺は俺のやり方でアンデッドを探す」と、コタローハウスを出ようとする。その頼もしい後姿に激しく違和感を感じる一同。その感動を何とか伝えようと、生粋のオンドゥル星人=剣崎が、片言の日本語で話しかける。


 「俺、一人で戦うの…心細かった。でも、これで橘さんが居てくれれば、鬼に、おにに、オニニ…


 言葉に詰まり、アイコンタクトで友達に助けを求める剣崎。「金棒」と、教えてくれる、やさしい地球人の友達。


 「カナボウです!俺、一生懸命頑張りますから、一緒にアンデッドを倒しましょう!」


 「あ、ああ…。まあな」コタローハウスを後にする橘さん。異文化コミュニケーションの成立に満足した剣崎は、その勢いで自主トレを開始。「アンデッド」と書いてあるわら束を相手に竹刀で滅多打ち。


 「ウェイ!ウェイ!ウェイ!ウェ━━━ィ!!」


 青春の汗を流す剣崎を見ながら「ぶっちゃけ橘さんが元気だと違和感あるよね〜(意訳)」とか会話をしている牛乳と栞。牛乳はいつものように牛乳を飲みだす。「飲みすぎて牛になるわよ」と、アドバイスを送る栞。「そうなったら自分で自分の乳を飲めばいいから最高だ」とか意味の分からないことを言い出す牛乳。そうか。よかったな。

 そして、港にゼブラーマン出現。剣崎よりも一足先に到着した橘さんが、ゼブラーマンと戦闘開始。剣崎も駆けつけるが「本当に直ったか確かめたいんだ!」と、手助けを拒否。なおも手助けを仕様と目論む剣崎に対して、発砲。アンデッドに対しては「アッパー」と「ファイヤー」のカードのコンボによる「ダディ・バーニング・アッパーカット(勝手に命名)」で、撲殺。

 先週までの「俺の体はボロボロだ!」から打って変わって、暴れん坊な橘さん。橘さんの復活に沸く剣崎。「でも、どうやって恐怖心を?」


 「自然さ…。考えるほどのことじゃなかった…」


 「アンデッドに捕まって改造手術を受けました」などと言えるはずも無く、遠い目をする橘さん。よし!がんばれ!

 一方、コタローハウス。先週ステディな関係を構築した「仁」に、天音の喫茶店に「明太子スパゲティー」を食べてくるように指示する「アニキ」こと始さん。待機していた車に帰ってきた仁から「二人とも元気そうでしたよ」との報告を受けて満足気。なんて奥ゆかしいアンデッドだ。そして、車内で談話しているところを牛乳に見つかって、仁に一言。「(車を)出せ」何だか「アニキ」って呼ばれる理由が分かったような気がします!アニキ!

 女医さんの診療所。爽やかに登場する橘さん。


 「俺様全快記念でメシ喰いに行こうぜ!」


 仕事中の医者をデートに誘う男。ギャレン。

 仕方ないので付いて行く女医さんは、橘さんの後頭部に何かを発見。


 「アレ?何か付いてるよ?」


 付いていたのは、沈められた水槽に浮いていたもずく。

 もずくを後頭部に付けたまま女をデートに誘う男。ギャレン。

 そんなお前に、今週も俺はメロメロだあ!


 そして、コタローハウス。牛乳が飲んだおびただしい数の牛乳のビンが詰まったケースの片づけをしている、居候二人の前に、伊坂が姿を現す。剣崎に語りかける伊坂。


 「君、もっと強くなりたくないか?私の治療が正しいことは、ギャレンで実証済みだ」


 橘さんの触れてはならぬ秘密をあっさりと暴露してしまう伊坂。展開早。

 そして、アンデッドに変身した伊坂とブレイドに変身した剣崎が戦闘開始。早速、例の電波で橘さんに語りかける伊坂。


 「橘。ギャレン。私のところに来い。お前はあの液体無しではいられない体になっているハズだ」


 橘さんはヤク漬けの体であることが発覚。何てこったい。

 そして、その電波は女医さんと二人乗りでバイクを運転中で、恐らく「二人で飯でも食いに行く」途中だったはずの橘さんに届く。突然バイクを止める橘さん。


 「降りろ…。オリロォ!」


 デート中の女を路上に放り出して仕事に向かう男。ギャレン。

 そんなおまえに(以下略)



 …と、いうところで今週は終了でした。いや。普通に面白くなってきた気もしますね。

 恐らく、この番組の正しい楽しみ方は、



 1.強い仮面ライダーは一杯居るけど結局は世のため人のために戦ってくれない
     ↓
 2.頼みの綱はちょっとバカで弱くて頼りないけど根はいいヤツなブレイドしか居ない
     ↓
 3.ぶれいど頑張れ!



 「頑張って応援してあげないと負けてしまいそうな正義の味方」

 意外と子ども受けはいいんじゃないかと思わなくも無い。今までの平成ライダーの価値観からのパラダイムシフトが必要なのでしょうな。

 まあ、その影で「悪の組織に薬漬けにされるライダー」など、本筋と関係ない(と、思いたい)ところで変なエピソードが進行してたりもするわけですが。


 俺はブレイドも応援してます。
もずく汁の効用(第11話)



 そして、「運命の切り札を掴み取れ!」今週のブレイド。

 スタッフの掴み取った切り札は、脚本家=宮下隼一さん。「ビーファイター」「ブルースワット」「劇場版ハリケンジャー」の方らしいですね。

 これで脚本家に正統派な特撮の香り漂う方が加わったわけですが、さてさて。このカード、吉と出るか凶と出るか…。

 個人的にはようやく今井さんのホンの味わい方が分かってきたところなので、あまり路線変更をされても困るわけですけどね。



 「各々の居場所」

 さて。それでは、今週のブレイドです。まずは先週のラストからの続き。孔雀アンデッド=伊坂とのバトルを繰り広げるブレイド。しかし、相変わらず旗色が悪い。


 「これが、上級アンデッドの力なのか!?」

 開始早々ボコボコにやられる本作の主役=ブレイド。ついに力尽き、倒れこむ。その絶体絶命のピンチに駆けつけたのは、先週のラストで女医さんを路上に置き去りにしてお仕事に向かった我らが俺の体はボロボロ=橘さん!!


 「橘さん!!」


 フラフラしながらも立ち上がるブレイド。そのブレイドを勢い良くバイクで轢くギャレン。もの凄いいい角度で吹っ飛ばされるブレイド。

 ゴメン。笑った。

 そして、状況が掴めずに混乱するブレイドに対して、問答無用に全力で攻撃を仕掛けるギャレン。防戦一方のブレイド。それを高みで見物しながら伊坂さん。

 「待っていたぞギャレン。さあ、ブレイドを倒せ。今のお前にはその力がある」


 ブレイドを倒す気なんなら自分でやった方が早かろうし、最初からギャレンに倒させるつもりだったんならお前が手を出す必要無かったじゃねぇかって思ったんだが…。なあ。みんなはどう思う?

 一方、街中。ストリートミュージシャン=仁が、熱心なファン二人に囲まれて路上ライブ中。


 「ねむぅれないよぞら〜。みーあげーるとぉ〜♪」


 ファンが二人なのは何となく分かるような。そんな歌。それを見守るアニキ=始さん。ポツンと一言。


 「一体…。俺はここで何をしているんだ…?」


 笑った。ナイスコメント。

 そして、再びブレイドとギャレンのバトル。そこに通りかかった牛乳は「やめろぉ!同じ人間じゃないかぁ!」と、二人の間に割って入る。攻撃をためらうギャレン。それを見た伊坂は「所詮は人間か…」と、お得意の「手から炎」で、まとめて攻撃。とっさに牛乳を庇うブレイド。大爆発。その煙が晴れたとき、伊坂はもちろん、ギャレンの姿も既に無い。

 何でもアリな上級アンデッド=伊坂はともかく、ギャレンはどうやって消えたのか。ひょっとして、さっきの爆発の直撃を食らって粉々に吹っ飛んだのではあるまいか。とか、要らん心配をする俺。

 そして、アニキと仁。ライブが終わった後で「アニキ、俺とデュオ組まない?」「冗談だろ?」「冗談さ!」などと何だかアメリカンテイストなコントを繰り広げている二人。本当に一体何をしているんですか?始さん。

 一方、橘さんに路上に放置されてから手ぶらでどうやって帰ってきたのかが気になる人=女医さんの診療所。先週こっそりキープしていた「橘さんの髪に付いていたもずく」を調査している女医さん。


 「間違いない。これが橘君を変えた。あんな橘君。始めてみたもの」


 滅茶苦茶に勘がいいですね。この方。

 まあ、それだけ髪にもずくを付けた男からデートに誘われた経験が珍しかったんでしょうが。

 そして、「人類基盤史研究所」をネットで検索してみる女医さん。


 「どこに居るの?橘君…」


 当の橘さんはと言えば、例のもずく汁(今度は黄色)に漬かっていました。「これでもうあいつは俺のものだ」と、腐女子が喜びそうな発言をするサービス精神大せいな伊坂さん。「ブレイドは俺が倒す!」と、もうすっかり悪の手先が板に付いた発言をする橘さん。剣崎からヘタレ扱いされてたのがそんなに気に喰わなかったのでしょうか?


〜 ダディャーナザンのキャラの変遷 〜

少し陰があるが心強い先輩

裏切り者

俺の体はボロボロ

ヘタレ

ヤク漬け

悪の手先


 役者さんはさぞかし演じ甲斐があるだろうと思います。頑張ってください。でも、こんなにキャラがコロコロ変わってると子どもがきちんとキャラを把握してくれるのかが心配になってきます。

 そして、牛乳ハウス。女医さんが剣崎にもずくを見せています。


 「それ…。植物の一種だそうよ」


 そうだよね。見りゃ分かる。

 一方、アニキと仁のスゥイートホーム。仁の父(辣腕音楽プロデューサー)登場。


 「お前にはミュージシャンとしての才能は無い」


 そうだよね。聞きゃ分かる。

 しかし反発する仁は「路上ライブ」ならぬ「船上ライブ」を企画していることを始に告げる。


 「これは絶対世界初!アニキも手伝ってくれるよな?俺、アニキとならどこへでも行ける気がするんだ!」


 何かリュシフェルならやってそうな気もするなとか思ったのは俺だけか。

 そして、牛乳ハウスからの帰り道。アンデッドに襲われる女医さん。絶体絶命のところで剣崎登場。橘さんに撥ねられたことに対する八つ当たりか、アンデッドを撥ね飛ばす剣崎。ブレイドに変身。「ライトニングブラスト」で一蹴。おお、強い。

 その時、ブレイドに栞から連絡が入る。「ギャレンが別のアンデッドと戦闘中」らしい。バイクで急行するブレイド。いつも思うのだが、一般の人に秘密の存在なんなら変身したまま街中で堂々とバイクに乗るのはどうかと思うな。


 一方、ギャレンは「カテゴリーエース」のアンデッドと戦闘に突入してました…と、いうところで今週は終了でした。


 いや、面白かったですね。「番組の終盤に挿入歌がかかって戦闘に突入して必殺技で怪人を倒す」というごく普通のことが出来ればそれだけで何と特撮らしいのかと。

 でも、冒頭にもちらっと書きましたが、俺はブレイドには「何ちゃって特撮」の味を期待してしまっているので、そういう意味では今週はやや物足りませんでした。

 何だか今井さんのホンが懐かしいです。



 個人的には来週は「カテゴリーエースが強すぎたので近くを通りかかった清掃車にしがみついて戦闘を離脱するギャレン」から始まって欲しいと思います。
パワーバランス(第12話)



 それでは、当サイトのメインコンテンツ。仮面ライダーブレイドの時間です。

 本編の前に、TV朝日ブレイド公式サイト天野さん(橘さんの中の人)のインタビューが面白かったので、一部転載です。『「お前の背中、哀愁ねえんだよ!」って監督さんに怒られました』と、いうサブタイトルの時点で既に面白いですが、



 ――最近は緑色の液体で強くなったけど、力が出せないときは辛かったでしょ?
天野 BBSをよく読むんですよ。そうしたらお母さんとお兄ちゃんと弟という親子が店にいたんですって。で、弟がギャレンの食玩を買おうとしたら、お母さんが「ギャレンでいいの?」って聞いたらしいんです(笑)。でも、弟は「ギャレンがいい。絶対強くなってブレイドとかやっつけるんだ」って。「ブレイドやっつけたらダメじゃん!」と思ったけど、とにかくそう言ってくれたらしいんです。それを読んで、頑張らないといけないな、と思いましたよ。

 ――そういえば森本(=始さん)くんが「橘は彼女(小夜子)がいるからいいな」みたいなこと言っていたな。
天野 君には天音ちゃんがいるじゃないかって(笑)。



 「ギャレンがいい。強くなってブレイドとかやっつけるんだ」


 「ギャレンでいいの?」と、聞くお母さんもお母さんで中々にいい味を出していると思いますが、とりあえず「弟」君。ブレイドはやっつけちゃダメです。

 でも、俺の中では花丸です。

 それにしても、橘さん。「君には天音ちゃんがいるじゃないか」とは、実に素晴らしいコメントです。それ、いただき!


 …と、いうわけで、今週のブレイドです。


 「カテゴリーA」

 まずは先週のラスト、カテゴリーAのアンデッドと戦闘状態のギャレンの救援に向かったブレイドが現場に到着するところから始まります。どうやら強いらしいカテゴリーAの前に苦戦するギャレン。「橘さん!大丈夫ですか!?」と、駆け寄るブレイド。視聴者の予想通りブレイドにカウンターを入れるギャレン。


 「邪魔をするな!『カテゴリーA』は、俺が封印する!」


 橘さんのやけに親切な憎まれ口のおかげで、アンデッドが「カテゴリーA」であることを知る剣崎。

 一方、始さん=アニキと、SM=仁のスゥイートシップ。ペイントもほぼ終わり、出航も間近。ペイント担当は、我らが始さん。オレンジのバックに朱色で「一之瀬仁」。そして、謎の四葉のマーク。この男、写真家のクセにセンスがイケてねぇ。これでいいのか?仁。ただのケバい漁船にしか見えてないワケだが。

 そして、カテゴリーAとの戦闘の続き。ブレイドやギャレンがカードをラウズするのを阻止しながら戦闘を展開するカテゴリーA。提供を行っている玩具メーカーの策略で、仮面ライダーの諸君は強力な技を放つには「カードをラウズする」必要があるわけで、それを阻止するのは極めて効果的な戦法です。ひょっとするとこのアンデッド、剣崎などよりは頭がいいのでは?

 そして、何かを腹に据えかねたのか、カテゴリーAに切りかかると見せかけてギャレンに切りかかるブレイド。それは読んでいたのかひらりとかわす「元祖ミスター不意打ち」=ギャレン。反撃開始。猪突猛進な邪魔者ブレイドをおとりに使ってカテゴリーAに隙を作り、射撃力アップのカード「バレット」をラウズ。パワーアップしたギャレンラウザーで、カテゴリーAもろとも蜂の巣。射撃を食らったカテゴリーAは逃走。追いかけようとするギャレン。そのギャレンを追いかけようとするブレイドを狙撃。

 『カテゴリーA>>>ギャレン>ブレイド>雑魚アンデッド』が、今週のキーポイントです。

 一方、伊坂の研究所。もの凄い勢いでカテゴリーAを追いかけているのかと思ったら、こんなところで「もずく汁」を補給している橘さん。その橘さんを見ながら、伊坂。


 「今は闘争本能がアイツを動かしている。だが、いずれはそれも無くなる。アイツには文字通り人柱になってもらう。」


 「伊坂は最強のライダーを作ろうとしている」→「ライダーを作るにはカテゴリーAを封印したカードが必要だ」の論理は劇中で語られているからまあ分かるとして、それと橘さんが人柱になる(=もずく汁ジャンキーになる)のとはどういう関係があるんだ?明らかに伊坂さんが自ら出向いたほうが封印するのには手っ取り早そうなんだが…。誰かに解説してもらえないだろうか?帰ってきてください!所長!

 ちなみに橘さん。もずく汁ジャンキーになってから、やけに独り言が増えました。


 「力を…。俺は、俺の力を証明するために、戦う…」


 みんなからヘタレ扱いされてたのが余程ストレスだったようです。ごめん!橘さん!俺、謝るよ!…さあ、みんなも謝っとけ!

 そして、牛乳ハウス。家主の牛乳は「始さんを探すために」家出した天音ちゃんを追いかけているので留守。剣崎と栞の会話。「ギャレンは新しいライダーを生み出すためにカテゴリーAを狙って来た」と、推理した栞に対して「凄い!さすが先輩!」と、褒め称える剣崎。「お前が頭悪いだけだろ」と、いう視聴者の突っ込みは置いておいて、注目は次の栞さんのセリフ。


 「『先輩』はやめて!私の方が…、若いんだから。」


 やべ。やや萌え。

 今までに謎の武装グループの兵隊さんをバッタバッタと殴り倒してたり、戦闘力にしかとりえが無いであろう剣崎が辛そうに運ぶ牛乳瓶の山を軽々と持ち上げてたのは、この際です。忘れましょう。

 というか、このセリフを聞いて「今日の栞さん、熱でもあるのか?」って思った俺は、きっと自分の方が熱があると思います。

 そして、アニキと仁のスゥイートシップ。「飯でも買ってくるよ!」と、船を離れる仁。天気の良い日。作業を中断して辺りを眺める始。女の子とその母が目に留まる。


 「ねえねえ。おかあさん!あそこにきれいなおさかながいるよ!」


 二人に「天音ちゃん&その母」コンビをダブらせる始さん。脳裏によぎったのは、以前、天音ちゃんの喫茶店に居候してた時に食器を下げようとしたら天音ちゃんに突然おぶさられて「あ、天音ちゃん…」「私も一緒に運んでね♪」「え、え…?」末期的なまでに病んでますね。

 そして、妄想に浸る始さんの前にアンデッド出現。始さんがカリスに変身して戦闘開始。追い払うことに成功。しかし、助けた母子からは化け物扱いされる不憫な始さん。なお、この間に牛乳ハウスでも実はこの反応をキャッチしていて、

 「頼りにしてるぜ、先輩!」「だから、先輩はやめて、って…」

 剣崎出撃。

 「(アンデッドの反応を見失って)ゴメン。後輩…」

 剣崎帰還。

 と、いうドラマが起こっていたことを、追記しておく。

 そして、街でバッタリ女医さんに会った橘さんが「あなた(そんなに強いのは)おかしいから、(病院に)一緒に行きましょう!」とか、諭されたりしつつ、再びアニキと仁のスゥイートシップ。まだ仁は帰ってきてないが、その代わりに仁の父が訪問中。

 先週は気付かなかったんですけど、この方はクウガに出てきた五代の先生ですね。「古代ローマにおいて自らの納得の行くことを成し遂げた人間にだけすることを許された仕草だ」とか言ってサムズアップを教えた人ですね。

 んで、この人がまた「仁は自分の才能を、自分を知ることから逃げているだけだ」とか何だかいいお話をした後に始さんに小切手を渡して「好きなだけ書き込むがいい」とか言って去るワケです。いいお話はぶち壊し。

 そして、カテゴリーA出現。出撃する剣崎。橘さんにも伊坂から電波が届く。女医さんを振り切ってバイクにまたがる橘さん。


 「君には…、君にだけは分かって欲しい。そう思ったときもあった。でも、今は…」


 橘さん、強さと共にカッコつけるスキルも身に付けたようです。

 そして再び、アニキと仁のスゥイートシップ。「いよいよ出航だな、アニキ!」「俺はお前とは行けない。お前と違って、人間じゃない」「仮面ライダーだろ?俺は口が堅いからさ!俺にはアニキが必要なんだ!」「仁…」とか何とか熱い友情物語が展開される中、アンデッド出現。アンデッドの攻撃で、炎に包まれるスゥイートシップ。カリスに変身する始。負傷しつつも、アンデッドを撃退。しかし、帰ってきた始を迎えた仁は、冷たい言葉を放つ。


 「本当だったんだな。人間じゃないって。お前のせいで俺の夢が…。消えてくれ!」


 仁は始さんの腕から流れる緑色の血を見てそう言ったわけですが、あのクリームソーダのような液体を見てよく「アレはアニキの血液だ」と思ったものです。ドリーミングなストリートミュージシャンは、想像力が豊かなんですねぇ。

 そして、何も言わずにその場を立ち去る始と入れ違いに現れる仁の父。


 「仁。もう気が済んだだろう?」


 現れるなりこのセリフでは、アンデッドに船を襲わせたのは実はコイツじゃなかろうかとか変な勘繰りをしてしまうワケですが。

 そして、一人寂しくバイクに乗る始さん。


 「俺はもう、自分から逃げない…。自分ひとりで戦う!」


 余程ショックだったようですが、大丈夫。「君には天音ちゃんがいるじゃないか」!

 そして、ブレイド&ギャレンVSカテゴリーA。やっぱり、二人掛かりでも苦戦。苦戦している要因は主に、ギャレンが二回に一回はブレイドを攻撃していることにあるんじゃないかと推測。

 しかも、「全然攻撃が効かないカテゴリーA」と「一々派手に吹っ飛ばされるブレイド」がいい感じに対比になっていて、「カテゴリーAの強さ」と、「ブレイドの弱さ」がよく現れております。そして、このバトルは来週に持ち越しです。

 で、今週のラスト。女医さんの診療所。どうやら「もずくは危険だ」という検査結果が出たらしい女医さんは、橘さんに電話を入れる。が、橘さんは几帳面にも戦闘中は携帯を留守電に設定しているのか、留守電に繋がる。メッセージを吹き込む女医さん。その窓の外に現れたのは、空飛ぶ変態=伊坂さん。

 そして伊坂さんが女医さんの診療所に例の炎の一撃を加えて窓ガラスもろとも女医さんが吹っ飛ぶ…と、いうところで今週は終了。



 それでは、今日の総評。「ちょっと栞さんがヒロインらしくなってきた」り、「戦闘の挿入される頻度&盛り上がる場面のバランスが取れてきた」り、「キャラに深みが出てきた」りしてきたあたり、とてもまともになってきているというところでしょうか。

 そろそろ普通に見ても面白くなってきたのでは?

 やっぱり脚本家って、大事ですねぇ…。


13話





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